テレビの電波が届かない?そんな問題を解決した体験談

地方に住んでいる方のアンテナ工事の体験談

地方に住んでいると民放テレビの電波が届いていない地域が多く、私の住んでいたところもそうであったため、遠方受信をするために7素子のUHFアンテナを自分で立てたことが過去にあります。私の家の場合、電波が飛んでくる方向に大きな建物があり、その高さよりもなるべく高い位置にアンテナを設置する必要があるため、屋根の上に少々長めに足を付け、更にステンレスのワイヤーを使い、アンテナの足を3カ所で固定することにしました。また、カラスなどがアンテナに留まるのを防ぐために、釣り用の糸をアンテナに数本うまく絡めて設置しました。アンテナからの75Ω同軸ケーブルは、そのステンレスワイヤーの1本と電気テープでうまく固定して、屋根のサイドまで誘導した後、部屋の上部に手回しドリルで穴をあけて室内まで誘導しました。その時点で受信レベルを確かめるために、テレビ後部の端子に75Ω同軸ケーブルからIFでつなぎ、最初の受信テストを試みました。結果、受信したい放送局はうまく受信できていたのですが、やはり少々ノイズが多く、他局に比べると十分ではなかったため、今度はテレビとアンテナの間にVU波用の室内ブースターをかまして、UHFのみ、増幅レベルを最大にして受信を確かめてみました。結果、満足のいく受信ができ、他局とも変わらないレベルでの受信ができたので、とてもうれしく思いました。それが自分で行ったアンテナ工事の最初の事例で、私が高校生の時でした。